カンパチ

カンパチ

分布:南日本、東部太平洋を除く世界中の温帯~熱帯海域全長:80cm
生きているときは体を通る斜めの帯があり、正面から見ると「八」の字をしているのが和名の由来です。尾鰭(びれ)の先端が白く、上部と後端の上角がまるい形をしています。ブリよりも南方系で、八重山諸島では見られることがありますが、釣り人にも人気が高い魚です。
現在、全国で生産される養殖カンパチは、主に鹿児島県、宮崎県で養殖されています。鹿児島県は全国の養殖カンパチの生産量が多く、同海域だけで全国の養殖カンパチの5割以上が生産されています。もちろん、釣りでも多く揚がり、あぶらばらという名前で区別されています。養殖物が緑っぽい体色なのに対し、天然物は赤みが強くて尾鰭が大きく、まるで別の魚のようです。

出典:九州発 食べる地魚図鑑 大富 潤 (著)

市場名・地方名
あかばら、あかばな、そーじ、あかばなそーじ、ねり、ねる、ねいご(幼魚)、ねりご(幼魚)
主な漁法
食べ方
刺身, その他
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