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ヒラメ
分布:千島列島以南、東シナ海、南シナ海の砂底、水深100〜200m
全長:60cm
「左ひらめ右かれい」という言葉の通り、ヒラメは体の左側に眼があります。
写真のように眼を左上にして置いたときに上にくる鳞が背鰭、下にくる大きな鳞が臀鰭です。
つまり、ヒラメはマダイなどと同じように横方向に押された平たい形(側扁形)をしています。
眼がある茶色っぽい側(有眼側)は体の左面ということになります。
ヒラメはアンコウと似た体形にも見えますが、アンコウは縦方向に平たくなった形(縦扁形)で、眼がある側は背面です。
出典:九州発 食べる地魚図鑑 大富 潤 (著)